あらすじ
ミュドラネ帝国の皇子ディディウスが長い眠りから覚めた時、帝国は【酸の海】によって滅びかけていた。自分の肉体に宿ったわがまま女神や傍若無人な魔法使いに振り回されつつ、【滅びの女神】との戦いに巻き込まれていく皇子ディディウスの物語。なんだかんだで前作の主要キャラが再登場。
短編を集含め全六巻。
「なぜ、余計な供など連れず、身ひとつで私の元にやってきて、おまえに助けてほしいと、そう言ってくださらなかったのですか」(メッサラ司令官)
既刊
- 本編
- 西風の皇子
- 西風の皇子 闇色の少年王
- 西風の皇子 半神の女剣士
- 西風の皇子 最後の魔法使い
- 西風の皇子 大地の女神
- 短編集
- 西風の皇子 西風の贈りもの
執筆当時の思い出
初シリーズ。
ディディウスの成長物語でした。色々いたらないところはあったと思いますが、最終刊のディディウスと砦の司令官のシーンが印象に残っています。